昨日は、教室の生徒さんがグランドピアノを購入するので、
その検品のお手伝いにカワイ表参道に出かけてきました。

購入するピアノはRX-1で、2台用意された中から、
どちらが好ましいかを決めるのです。

生徒さんは小学1年生で、まだ導入教本ですが、
最初は本人に、同じ曲を両方で弾いて、
どちらが好きか尋ねました。

次に、私が同じように同じ曲を両方で弾いて
どちらが好きだったか尋ねます。

再び、生徒さんに弾いてもらって、
また、どちらが好きだったか尋ね…

とやっていて面白かったのは、
最初、彼女は楽に大きな音が出るほうの楽器を選び、
次に、私が弾いているうちに鳴りにくかったほうのピアノが
少しずつ鳴るようになると、彼女は最初と違うピアノを選びました。
そして、最後に自分で弾いてみて、
「こっち(後から選んだピアノ)のほうが、
弾きにくいけど音がきれい」
といって、そちらのピアノを選んだのです。

実際には、それぞれ数曲ずつ弾いたので、
鳴りやすい、けれど音色の幅が狭いピアノと、
ちょっと鳴るのに時間がかかるけれど弱音まで音色が豊かなピアノ、
それらを曲によってまちまちに選んでいたのですが、
最終的には後者を選んだ…ということです。

小さいながらに、迷いなく選んでいく
彼女の様子には舌を巻きました。

また、グランドピアノの購入を決めるまでに、
ピアノ経験者のご両親も、再びピアノに向かいたい…という
新たな希望もあるようで、あたらしいピアノが、
ご家庭の真ん中にあるようなそんな未来が見えて
私まで嬉しくなりました。

それにしても、カワイのRXシリーズ、
想像していた以上に表現力があって驚きました。
音が鳴る…というのも、ガンガン鳴る…というよりも、
じんわりとハーモニーが広がっていくような感じで、
弾いていてとても心地いい。
これは思いがけない、嬉しい驚きでした。