音楽

グランドピアノの検品

昨日は、教室の生徒さんがグランドピアノを購入するので、
その検品のお手伝いにカワイ表参道に出かけてきました。

購入するピアノはRX-1で、2台用意された中から、
どちらが好ましいかを決めるのです。

生徒さんは小学1年生で、まだ導入教本ですが、
最初は本人に、同じ曲を両方で弾いて、
どちらが好きか尋ねました。

次に、私が同じように同じ曲を両方で弾いて
どちらが好きだったか尋ねます。

再び、生徒さんに弾いてもらって、
また、どちらが好きだったか尋ね…

とやっていて面白かったのは、
最初、彼女は楽に大きな音が出るほうの楽器を選び、
次に、私が弾いているうちに鳴りにくかったほうのピアノが
少しずつ鳴るようになると、彼女は最初と違うピアノを選びました。
そして、最後に自分で弾いてみて、
「こっち(後から選んだピアノ)のほうが、
弾きにくいけど音がきれい」
といって、そちらのピアノを選んだのです。

実際には、それぞれ数曲ずつ弾いたので、
鳴りやすい、けれど音色の幅が狭いピアノと、
ちょっと鳴るのに時間がかかるけれど弱音まで音色が豊かなピアノ、
それらを曲によってまちまちに選んでいたのですが、
最終的には後者を選んだ…ということです。

小さいながらに、迷いなく選んでいく
彼女の様子には舌を巻きました。

また、グランドピアノの購入を決めるまでに、
ピアノ経験者のご両親も、再びピアノに向かいたい…という
新たな希望もあるようで、あたらしいピアノが、
ご家庭の真ん中にあるようなそんな未来が見えて
私まで嬉しくなりました。

それにしても、カワイのRXシリーズ、
想像していた以上に表現力があって驚きました。
音が鳴る…というのも、ガンガン鳴る…というよりも、
じんわりとハーモニーが広がっていくような感じで、
弾いていてとても心地いい。
これは思いがけない、嬉しい驚きでした。


あけましておめでとうございます♪

昨年は、更新もまばらなこのblogに訪れていただき
ありがとうございました。

今年も、たぶん、まばらな更新になっちゃうと思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

元日は、夕方から義姉の家に集ったりしていましたが、
今日は、昨日録画したウィーンフィルのニューイヤーコンサートなどを観てルグリ芸術監督のバレエなどを楽しんで過ごしています。

ニューイヤーコンサートそれ自体の面白さ以上に、
これだけ華やかなコンサートを毎年開ける、
ウィーンという街の音楽的な裾野の広さというか
ピラミッドの大きさというか…を思うと眩暈がしそうです。

今年は、ウィーン少年合唱団もヨカッタ。
今まで、それほど良いと思ったことはなかったんですけどね。

…というわけで、今年も沢山音楽を楽しめる一年にしたいです♪

ショックな出来事

ちょっと長く、余りポジティヴではない内容ですが、
よろしければお付き合いください。

6月に黄瀬川クラシックコンサートで1200人の大ホールで弾かせていただき、
とても気持ちよく弾くことができたのですが、
せっかくの機会だからこの際、ホールで弾く感覚について
少し勉強してみようと思い、チャンスを探していました。

そうそう大きなホールで弾くチャンスは転がっていないので、
某コンクールの成人部門にエントリー。
思いがけず、8月に受けた予選は通り、慌てて本選の曲を準備していたのですが、
どうもこの辺りから、なんかいろいろと不調に…。

この頃、一部の生徒さんの本番前でもあったので、
レッスンのたびに大屋根を開けたり閉めたりしていて、
うっかり大屋根を左手薬指に乗せてしまい、
指が腫れ、翌日慌てて整形外科に行くことに…。

指の腫れ自体は数日で治るでしょう…ということだったのですが、
指先の関節に棘が出ていますね…という先生の一言。
その時は「?」という感じでよくわからなかったのですが、
後で、これが重大なことにつながっていくのでした。

それとは別に、7月か8月の頃から、
右中指の指先の関節が何か固いものに触れると、
なんとなく痛むことがありました。
これが9月の末ごろからだんだん強くなり、
ちょっと気になったので再び病院に…。

私が行っている整形外科は、プロスポーツ選手なども
来ているようで、先生も診察に自信を持っていらっしゃるようでしたが、
なぜか、この時は、先生の言葉に前回のような力強さがなく、
テーピングの仕方を教わり、
一応…と湿布のようなものを出されただけでした。
そして「インターネットで調べるとわかると思いますが、
へバーデン結節というものです」とのこと。

実は、診察を受ける前に、それは調べてそうだろうとは
思っていたのですが、実際に診察の際に言われると、
ちょっとガッカリするものですね。

それで言われた通りにピアノを弾く時には
テーピングをするようにしていたのですが、
なんとなくなんとな~く、ちょっとずつ痛みが増していくような…という日々。

10月末の本選が近づいてくるにつれて、ますます痛みが増し、
とうとう、ペンを持っても、お箸やフォークを持っても、
痛い部分に当たって手に力が入らず、
仕方がないから痛むところを外して、
ものすごく不器用な人みたいな持ち方をするしかなくなりました。

これは、骨にできている棘による内側からの刺激で、
何かが当たると痛む…ということのようです。

この痛み、ピアノを弾いている時にはほとんどないのが曲者で、
それでずっと弾いてきたのですが、日常生活に
かなりの支障をきたしてきて、散々考えたけれど、
今回、弾くのは諦めるしかない…という結論になりました。

決まっていた本番で弾くのをやめる…なんていうことは、
今まで一度もなかったことなので、物凄く凹みましたが、
へバーデン結節というのは、関節の変形で、
ひどくなると指先が曲がったままになるということ、
そうなってもピアノを弾けるのか…と考えると、
酷くするわけにはいかない…と思ったのです。

いろいろ調べて、テーピングと湿布というのが
典型的な整形外科の治療なのだということがわかりました。
基本的に、治ることのないものなのだということも…。

それでも、日本で唯一、治療実績のある病院が
都内にあると知り、そこに唯一の望みをかけることに。
火曜日に出かけてきました。

幸い、我が家からは乗り換えなしで行かれ、
ドアtoドアが50分くらい。
日本中からもっとひどくなってから来る患者さんたちを思うと、
かなりラッキーなほうではないかと思います。

治療方針を伺い、しばらくは2週間おきに、
方針が固まったら4週間に一度、通院することになりました。
平均して、8か月で改善されるということです。

出るのを諦めてからも、曲が頭の中で鳴ったり、
これから弾きたいと思っていた曲をふと考えたりして、
もう、そういう時は来ないかも…と、
ちょっと落ち込んだりもしたのですが、
先生に、「痛みがなければピアノを弾いても大丈夫」
と言っていただき、気持ちが落ち着きました。

今までのように好きなだけピアノに向かうのは難しいですが、
2時間以内くらいを目安に、痛みの様子をみながら、
ピアノに向かっています。

これから、長い治療の時期を過ごすことになりますが、
頑張ります。


黄瀬川クラシックコンサートファイナル

実家のある裾野市で、
黄瀬川クラシックコンサートファイナルに
出演させていただきました。

数年ぶりに出演させていただいたこのコンサート、
何が素晴らしいといって、演目が
ピアノソロばかりでなく、声楽、ヴァイオリン、
マリンバ、サックス…とバラエティに富んでいること。
なので聴いてくださる方々が退屈することがありません。

そのせいか、以前、何度か出演させていただいた時も、
400席の小ホールは満席で、お客様の反応も良く、
楽しく演奏させていただくことができました。

今回は、主宰されているF先生のご意志で
ファイナルということに。
そのため1200席の大ホールでのコンサート、
満席とはいかなかったけれど、600人は入っていた…とか。

私は最初の演奏でしたが、客席の雰囲気は良く、
そういう雰囲気の中で演奏させていただくのは、
本当に嬉しくありがたいことです。

自分の演奏を振り返ると、
1曲目ではいきなり弾きなおすし、
途中、ppで弾いたつもりのバスの音が鳴らず、
焦りつつ何とか最後まで弾いた気が…。
大ホールでソロだと音が全然跳ね返って来なくて、
自分の音を聴くのが難しいのですね。
そういう経験をさせていただけたのもありがたいことです。

楽屋に戻ると、他の出演者の皆様から盛大な拍手。
これもありがたいことでした。

後半、声楽の方の衣装の早替えをお手伝いしたり、
楽屋の片付けをしたりして過ごし、
最後は出演者全員でステージで挨拶。
その前、舞台袖で待っている時、
主催者の関係者でピアノ科を出ている…という方が
わざわざ寄ってきてくださり、
「客席最後部の母子室で聴いていたけれど、
あなたの音だけとても良く聞こえたのよ」
と言いに来てくださいました。

その後、ホワイエに挨拶に出ると、また
見知らぬ方から、とても良かったと言っていただき、
先月のコンサートに続き、
自分の演奏の実感と、聴いてくださった方の反応の違いに、
戸惑ってしまいました。

お花やお茶などの届け物も沢山いただき、
ありがとうございました。

その後、打ち上げで美味しいお料理を食べて
ちょっと実家に寄ってから帰宅。

朝8時前に家を出て、夜9時半ごろに帰宅。
途中、大雨にも降られて、さすがにくたびれました。

恒例の公開レッスン

恒例の公開レッスンでした。
今回も、勉強になることが沢山。
なんと、取り上げた曲数は30曲以上!
詳しくは、下のページをご覧ください。

6月5日のlesson de ラ・パレット

おととしから、教室のアシスタントさんにお手伝い(兼、研修)を
お願いしていたのですが、今回から、新卒の新人アシスタントさんに
最初から最後までのお手伝いをお願いすることになりました。

この公開レッスンには大学で教えていらっしゃるような
先生方が大勢いらっしゃる上、
沢山の曲が次から次へと、かなり見事に弾かれるので、
圧倒されて大変そうでしたが、少しずつ慣れて、
音楽的な音の響きを体得してくれるといいのですが。

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